映画「春との旅」
合同記者会見が行われました。
日中のこの会見と夜の試写会の司会でお邪魔してきました^^
主演の仲代達也さん、
仲代さん演じる忠男の孫・春役の徳永えりさん、
監督の小林政宏さんという豪華なメンバー。
北海道から東北・宮城へと、74歳の老人と19歳の孫娘が親類縁者を巡る旅‥。。
2001年9・11の大惨事を受け、小林監督が書き上げ、10年もの歳月温め続けてようやく世に出ることのなったというこの映画。
脚本を読んで、仲代さんは、
「是非この作品を映画で見てみたい!そしてもちろん自分がこの役を演じてみたい!!」と強く思ったそうです。
完成披露試写会は、私もお客様と一緒に見せていただきました^^
仲代さんも徳永さんも、ロケ地であった唐桑や鳴子などの地域の人たちの温かさがとても印象的だったと仰っていました。
そんな人情味があふれ出るような風景も、心にしみてきますし、
人と人との絆とは‥
生きるとは‥
など、静かに自分に問いかけるような~そんな静寂の時間が私の中にずっと流れていました。
映画の中で、春が父親に~
「
過ちって償えないものなの?」
「
人って自分のことしか考えられないものなの?」
と言う言葉は特に心にぐっときました。
小林監督の、究極のメッセージなのでしょう。。。
お客様もそれぞれに深く感じ入ったようした。
映画が終わっても席を達人はなく、ほとんどの皆さんが時間をかけてアンケートにご自身の想いや感想を書き込まれていました。
[通常会が終わると司会者と言うものは、帰っていくお客様の背中に向けて、虚しく〆の言葉を続けることが多いのですが(^^;)‥まれな体験でした。。]
映画「春との旅」は、来月5月22日全国ロードショーです!!!
PS:それにしても~仲代達也さんの存在感と、深みのある声には参りました(ノックアウト~^^;)
超一流の俳優の凄みを感じさせていただいたひと時に感謝です~。。。