渡辺祥子 言の葉だより

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原阿佐緒と菅野廉。。。

仙台文学館友の会の見学会に行ってきました。
今年度から、会長に就任した私‥。。
力不足で何も出来ないのですが、会員の皆様と共に楽しむことでしたら‥と、ご一緒させていただきました!

f0232560_2293943.jpgまず訪ねたのは、七ッ森の懐に抱かれた、
大和町宮床にある、原阿佐緒記念館
白壁の瀟洒な建物は、阿佐緒の生家です。。

美貌の歌人として、運命に翻弄された、スキャンダラスな半生にスポットが当てられがちですが、歌人としての功績を、更にしっかりと評価すべきとのお話しもあり、改めてその世界に浸りました。


f0232560_2295574.jpg
沢蟹を
ここだ袂に
入れもちて

耳によせきく 
生きのさやぎを




もう一箇所。。
大衡村の、昭和万葉の森内にある、
画家の菅野廉さんの絵画を展示した、大衡村ふるさと美術館
はじめて訪ねましたが、とても素敵な場所でした。。

作品は、おさえられた色合いが、なんとも温かく、それでいて力強く感じられました。
原阿佐緒とは一才違い。ご縁があったのですね。肖像も展示されていました。
f0232560_2210914.jpg写真の碑に刻まれていたのは、本人の言葉。。

蔵王の山

そこに
笑う彼女の
目があるから
俺は
描くんだよ


はっとさせられる言葉が沢山ありました。。
画に対する、執念とも言うべき想い‥。思わず見入ってしまった言葉をメモしてきました^^


好きだから絵を描く‥
もちろんそれでよい‥

まてよ、
それだけでよいのだろうか

まるい赤いリンゴを平面にぬって
その置かれた状態をあらわせないものか

赤色を使わないで
あのみずみずしい生命感がつかめないものか

リンゴの夢をきいたら
何と答えるだろうか

リンゴの夢を描いて
絵にならないものか



なんか‥
分からないけどよく分かる~!!というような、不思議な感覚を覚えました。。
なにやらものすごく共感します。。。(みなさんは如何ですか???)


また、菅野さんは、恋多き画家とも呼ばれていて、
「いつも恋をしていなさい」と仰ったそうです。

それは~と解説がありました。。

それは、生き方であると同時に、
人でも自然でも、
‘素敵だと思うことで、自分の心や目の中がいっぱいになるように’
ということだったのではないだろうか



これもまた、大きく頷いた言葉でした。。。

近くにあるのになかなか触れる機会がなかった故郷の宝を再発見させてもらった一日でした。。

参加者の皆さん!ご一緒できて嬉しかったです^^
是非又お会いいたしましょう。。

このブログをお読みで、友の会に興味のある方は、どうぞ仙台文学館までお問い合わせください^^
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by shoko2kotonoha | 2010-12-02 22:46