映画「1/4の奇跡」や、小学校の教科書でも取り上げられた「きいちゃん」などでも知られる
特別支援学校教諭・山元加津子さんの講演がありました。。
「きいちゃん」は、これまでずいぶん朗読させていただいてきましたし、
3年前には仙台で、とっておきの音楽祭支援のライブに出演くださる等、ご縁を頂いてきました^^
久しぶりに聴いたかっこちゃんのおはなし。
学校の子どもたちを通して見えてくる真実。。。
★大好きって嬉しい!!<生きる勇気を創ってくれる>
★みんな素敵で大切!!<自然が全部教えてくれる>
★気持ちを伝えること!!!
大切なことを沢山のエピソードを紹介しながら伝えてくれました。。
その中でも、今かっこちゃんが力を入れている事!!
それは、同僚の宮田俊也さん(通称宮ぷー)が脳幹出血で倒れた事がきっかけではじまった、
誰もが気持ちを伝え合える世界を願っての様々な活動です。。
「3時間の命」「もってあと3日」と医師から宣告された宮田さんが、
2年が経過した今、車椅子に乗ることが出来るようになる、奇跡の回復を見せているのです!!
<一生植物人間といわれた宮ぷーと、「命ある限り、人は意思を伝えたい!伝えられる!」と信じた
かっこちゃんの奇跡の軌跡^^「満月をきれいと僕は言えるぞ」も発売されています!>
今、その宮田さんの回復への大きな助けになっているのが、
意思伝達装置!!。
先日、ベルギーで、23年もの間「植物状態」だと判定されていた男性が、
実は意識があったことが分かったと言う事実をかっこちゃんが紹介してくれました。
その人は、
「意識が戻ったと気づいてもらった日を私は決して忘れないだろう。
その日は私の2度目の誕生日の瞬間だった」
と話したそうです。
きっと宮ぷーも、こんな気持ちだったのだろうとかっこちゃんは思いました。
そして、気持ちを伝えることがどんなに大切なことか!
その方法を少しでも
知ったものの責任として、意思伝達装置の重要性を多くの人に届けよう!
と、活動を始めました。
専用のHPの開設!!<こちら★をクリック>
宮ぷー日記のメルマが配信など、かっこちゃんが動くと世の中が動き出します!!
多くの方々が反応をしてきました。。
こんな御両親がいました。
6年間、意識が無い(と思っていた)お嬢さん。
かっこちゃんと宮ぷーの話しを聴き、実は分かっているのかも‥と思った御両親は、
「指を動かしてごらん」と言ってみました。すると、指がかすかに動いていたではありませんか‥。
こちらが気づかないだけで、ちゃんとサインを出していたのですね。。
こんな話しも御紹介くださいました。
あるお嫁さんの話しです。
脳梗塞で倒れた舅さん。意識の無いような状態が2年半も続いていたそうです。
もうあきらめて、せめて清潔にすごしてもらおうと、病室の掃除や洗濯などをまめになさっていたそうでうす。
でも、たまに親戚が集まると、「何も分からなくなって」とか「酒をやめなかったから自業自得だ」
など、ベットの脇で言うそうです。
「おじいちゃんは分かっている‥」
辛い思いで聴いていたその女性は、かっこちゃんの宮ぷー日記に励まされて行動に出ました!
信頼していた義理の妹さんと一緒におじいちゃんの枕元でこう言います。
「今日から二人でおじいちゃんと話す方法を見つけることにしたよ。
じいちゃんと三人で、じいちゃんの気持ちを知る方法を探していこう。あきらめないで探していこう」
何と、おじいさまが涙を流したそうです。
おじいちゃんは全部分かっていた!全部!みんな聞いていた。待っていたんだよ。待っていたんだね。。
興奮してこんなに長くなってしまいました。。。
でも、このように、私たちのまわりには、心の声を聴いてほしいと願っている誰かがいるんですよね!!
最後に、私の大切な友人・
大越桂さんの詩で締めくくりたいと思います。
彼女も、生まれてから13才まで自分の意思を表現できなかった女性です。
(~今は麻痺の残る手で筆談を習得し、詩人として素晴らしい表現活動をしていますが、
言葉を伝えられなかった頃の自分は、意思を持ってそこにいたにも関わらず、
ただの石のような存在だったと話しています)
「海の石」
海の底に眠る石は じっと隠れてひそんでいる
海の深さに埋もれた闇に じっと隠れてそのときを待つ
たったひとつのその石は ずっと変わらない真実で
たったひとつのその石を ずっと探すあなたを待つ
黒々とした海の底には 水の流れも光もない
時間は止まり無にも等しい
しかし それは たとえばのこと
そのように見たい人には無でしかない
そこにある真実の石は
可能性に包まれて いつからか光を放つ
石をつかみたい人なら 勇敢にもぐるだろう
心で感じる輝きは小さくても 海底の闇を照らす道しるべになる
かっこちゃんのようには動けないけれど‥
知ったものの責任として、出来ることを!!していきます^^
はじめの一歩がこのブログでの発信!!!!
皆さんも共感いただけたらぜひ^^