今年で7回目になるという、「
仙台朗読祭」。
ゲストとしてお招きいただき4年になります。
50名近い参加者が、持ち時間3分で朗読をするのです。
文学作品、詩、新聞記事、コラム、自作詩など、そのバラティ豊かなセレクトの妙と、年齢も職業も様々な、パーソナリティあふれる発表者が魅力で、丸一日の長丁場ではありますが、時間を忘れて惹きこまれます。。
けれども、今年ほど充実した年は無かったのではないでしょうか。
「朗読祭」立ち上げの頃から毎年ゲスト参加される、
詩人の和合亮一さんも私も、ゲストリーディングの時間があるのですが、昼休み、「何か私たちいらない感じですよね~」と、恐れ入った感がありました。。
これってなんだろう…と考えるのですが…。。
もちろんそれぞれの発表者のスキルアップはあるのでしょうが、それ以上に、震災以降「人と人とが分かち合い、支えあってきた」その体験から、朗読を、「ただ読む、発表する、」などと言う表現から、「分かち合う」というアプローチに昇華したのではないかと考えるのです。
それは、語り手のみならず、聴き手の進化にもつながっていて、これまでの「受身」から、「分かちあおう!」と言う、積極的な姿勢になってきたのではないかと思うのです。
その双方の歩み寄りが、なんともいえない共感の場を創る…
そんな事を感じたひと時でした。
こうした心の交流の時間や場所が、どんどん増えていくことを望みます!!!
みなさん^^ありがとうございました!!!!