渡辺祥子 言の葉だより

kotonoha9.exblog.jp
ブログトップ

言の葉レポート[板橋興宗禅師]

f0232560_15324952.jpg月曜日配信の携帯メルマガ「言の葉だより」で取り上げた、板橋興宗禅師の言葉。携帯用のスペースでは書ききれなかった部分をこちらでご紹介します^^

=考えすぎるから
幸せが
逃げていくのです=


板橋興宗氏
元曹洞宗管長・大本山總持寺貫首
 (宮城県多賀城出身)

写真は、震災後に出版された
「息身佛(そくしんぶつ)~ただ、息をする。ただ、生きる。」(角川SSC新書)
この帯にある、ちょっとドキッとする言の葉を取り上げました!!

今月初めに頂いた板橋興宗禅師との対談というありがたい機会。
今年85歳になるとは思えない程かくしゃくとされていて…
全てを受け入れるような大らかなお人柄にふれ、本当に大きな方だなぁと、感激しました。

板橋禅師は、曹洞宗のトップにのぼりつめ、その位に生涯ついていることが出来たのにもかかわらず、
出家の時の志を忘れたくないと、わずか4年でその立場を退き、
瑩山禅師御誕生寺を福井県越前市につくられ、修行僧とともにお勤めに励まれています。
f0232560_15291380.jpg


貫首様時代も、おつきの、いわゆるカバン持ちさんを駅でまいて、一人で会場までいらした(笑)などのエピソードをお持ちの板橋禅師。

よく、偉くなると人が変わる人の話を聞きますが、こういう方もいらっしゃるんだなぁ、と嬉しくなるとともに、本物とはこういう人のことを言うのだろうとも思いました、

私が20年来尊敬している鍵山秀三郎さん(イエローハット創業者、日本を美しくする会相談役)も、どこまで頭を下げても相談役より下に行かない程(笑)、態度のみならず精神的にも下座の姿勢を地で行っている方ですが、こういう方々の存在を知っているのと知らないのとでは、人生大きく違ってくるなぁとつくづく思います。

少なくとも私は、お会いしてなければ、どこまでも鼻高々に勘違いしてしまうタイプの人間だったと思います(お恥ずかしいっっ^^;)

f0232560_1531232.jpg

板橋禅師は、「人間は、言葉を持ち始めたゆえに悩むようになった」とおっしゃり、
言葉をつなげていくことの危うさ」をお話し下さいました。

そしてその対応策として、メルマガにも書いたように、
頭の中に言葉が浮かんできても、スペースシャトルの中を浮遊する宇宙飛行士のごとく、ただそこに浮かせておきなさい」とおっしゃったのです。

確かに、論文や企画、ワクワクするような事の計画など、言葉をつないで生産的、健康的に発展していく事は、例え生みの苦しみ悩みを伴ってもどんどんしていく必要があると思いますが、私などは、非生産的&不健康な方につないでしまう傾向があります。

例えば、ちょっとカチンとくるような一言を言われたとします。
ただそこに浮かせておけばそれでいいのでしょうが、それを~

「なぜあの人はそんなことを言うのだろう→何か気に障る事をしてしまったのではないか→きっと自分は嫌われているに違いない→もうあそこには行かない方がいいかもしれない→行かなくなったら周りの人はなんと言うだろう→もしかしたらあの人だけではなく、あの人もこの人も、私の事をわるくいっているのではないか…」など、つながるつながる~(笑)

そして、メルマガにも書きましたが、この言葉も大切に心に刻みたいですね。

言葉は「言刃(ことば)」にもなる
ぐちぐち言い続ける事で、今この瞬間を生きている大切な命を、言葉の刃(やいば)で傷つけてしまうのです

言葉は相手のみならず自分をも傷つける刃になる…。
悩みを勝手に深くしている事もまた、自分を傷つけているのだ!と、改めて目を開かされました。

より良い言葉との付き合い方…
しっかり実践していきたいですね!!!
[PR]
by shoko2kotonoha | 2012-08-14 15:39