渡辺祥子・月夜語り2013
「夜と霧へのオマージュ」
(朗読作品:『夜と霧 新版』(V.E.フランクル著/池田香代子訳/みすず書房刊)より抜粋)
2013年11月18日、お陰様で、無事に終了しました。
[渡辺 祥子(語り);佐藤 正隆( ギター);鈴木 美紀子( 唄);吉川 由美(脚色・演出)]
御来場下さった皆様、ご尽力くださった皆様、本当に本当にありがとうございました。
遠めのショットではありますが、当日の雰囲気をほんの少しでも味わっていただければ…
2009年から取り組んでいる「月夜語り」。
毎年11月満月の夜に、語りと音楽との融合で、独自の世界を創り上げています。
今年取り上げた作品「夜と霧」は、人間が生きるとは何かを追求し、全世界の人々に読み継がれてきた名著。著者は、強制収容所から生還したユダヤ人の精神科医ヴィクトール・フランクル。
そこには、誰をも告発することなく、極限の状況下で希望を失わずに生き抜いた自身の体験が客観的に記されています。
満月の夜、フランクルのメッセージを多くの皆さんと共有できたことは、この上ない幸せでした。
開催まで支えてくださった皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。
来年の11月の満月は、7日の金曜日。
さて、来年はどんな作品を取り上げる事になるのでしょうか…。
毎年奇跡のような出逢いや気付きがあって実現するこのリサイタル。
また御一緒に、満月の夜を過ごしましょう!どうぞご期待ください!!!