渡辺祥子 言の葉だより

kotonoha9.exblog.jp
ブログトップ

<   2010年 05月 ( 16 )   > この月の画像一覧

飛鳥Ⅱだより=北大西洋上航海中=(5月25~27日)


テネリフェ島を後にしました。
ここからバミューダまでは6日間の終日航海です。
イスタンブールから乗船した私でさえ慌しく寄港地巡りをしましたので、
その前にエジプトやギリシャをはじめ様々な島々を巡って来たお客様に
とっては、久々に船旅らしいゆったりとした時間が過ごせる期間です。。

私もこれまでは息つく暇も無かったのですが、この時期にはじめて
本番と本番の間に丸二日間もあるスケジュールをいただきました^^

かなり厚い本を2冊持ってきたのですが、ようやく取り出せます^^
海を眺めながらのんびりしています!!

そんな中、26日「源氏語り~明石の君~」がありました!!
15分前の開場を間近にして会場のハリウッドシアターに控えていると、
キャプテンのアナウンスが流れて来ました。。

「皆様、今船の前方に‘ほたてくらげ’が浮かんでおります」

(‥‥^^?????)

帆を立てて錨をおろしたようにたように、
ゆらゆらと海に浮かんでいるんですって。。
穏やかな海域で見られるそうです。

船内では、通峡の時や島が見えた時も丁寧にアナウンスを流してくだ
さるのですが、イルカやくじら情報などもあって、私などパフォーマーに
とっては、自分の公演時間にイルカちゃんなどが登場したら、お客様を
そちらに取られてしまう~!?と戦々恐々です!!?
(な~んて。。冗談ですが、気になりますよね~^^;)

イルカやくじらには負けるけど‘ほたてくらげ’の勝負はどうかしら???
~なんてひとりで考えてクスっとしていました。。。

もちろんお客様お越しくださいましたよ!!!

でも後で聞いたら、飛び魚も沢山いて結構な見ものだったらしいです^^
公演中でなければ見たかった~!!!

ところで、テネリフェバミューダは4時間の時差があります。
そこで、6日間の航海中に1時間ずつ時計の針を遅らせる時間調整が入ります。
深夜2時に船内の時計を遅らせると言う事で、我々は就寝前に時計の針を
戻すのですが、例えば夜10時半頃になって「そろそろ部屋に戻ろうか~」
という時に、「まだ9時半だよね!!」という事になって、かな~りのお得感があります。。

これが、世界一周クルーズが西回りが多い理由なんだそうです。
東周りですと、時刻を早める事になりますから気持ちがせかされますものね。。

こうやって日本を出発して、場所場所で1時間ずつ遅らせてていって‥
最終的に24時間になる日付変更線で一日分スキップして元に戻る訳です!!
前回乗船の時に、ハワイから横浜までの途中で一日が無くなる経験を
しましたが、面白いですよね~。。

‥~さて、早いもので下船まであと3日となりました。。
前回乗船の時は、途中ニューヨークから乗船して最終地の横浜まで
皆さんと御一緒でしたので途中下船はじめての体験。。
日に日に寂しさが‥(><)

なにはともあれ~残りの日程をしっかり味わいつくして務めあげます!!!
[PR]
by shoko2kotonoha | 2010-05-28 11:52

飛鳥Ⅱだより=テネリフェ島=(5月24日)


スペイン領カナリア諸島最大の島・テネリフェのテネリフェ港に着岸しました!!
正式には、サンタクルス・デ・テネリフェ

地図上ではモロッコがすぐ隣。
もともとは北アフリカの原住民が住んでいたそうですが、スペインの
カスティーリャ王国に征服され、アメリカ大陸へ向う為の重要な
中継地点だったようです。

新大陸に向ったヨーロッパ人が最初に立ち寄った島。
地図でみると、北米・南米・喜望峰etc‥どこに行くにもよい
拠点基地だったと言う事が良くわかります。

船内のテレビで寄港地情報を流してくれるのですが、その中で、
‘カナリア諸島7島をあわせた面積は宮城県とほぼ同じです’と言う説明が‥。
思わず笑ってしましました^^
これまで、実に遠くにあった島が、近くなりすぎ~!!(^^;)

更に!~テネリフェ島は、東京都の面積とほぼ同じで、その中に、
富士山と同じ位の標高の山があるんですって!!(^^;)

これって海外からのレポート!!?って思われちゃいそうなので、
現実の報告をしますね^^

船のデッキからもかすかにその頂上が見えるテイデ山は標高3,718m!!
スペイン領の山の中でも、大西洋の島の中でも最高峰なんだそうです!
ツアーでそちらまでいらっしゃったお客様に写真を見せていただきましたら、
見たことも無い植物が!!
木とも花ともいえない、不思議な人の背丈よりも大きい赤や青の
鮮やかな植物など、南の島の、しかも3千メートル級の山でしか
体験できない出会いがあるんですね。。

残念ながら私はそちらまでいけませんでしたが、市内の植物園で南の島
らしい植物と出会い、この島にヨーロッパ人が始めて立ち寄った時代の
教会を訪ねたりと、これまた貴重な体験が出来ました^^

~さて、船はこのテネリフェの出港で、ヨーロッパ圏を後にします。
ということは、この島が最後のユーロ圏!
別に日本でも換金出来るのですからムキになって使い切る必要は無いのですが、
なんとなくねぇ~(^^;)
結局最後にお財布に残ったのは、8セントでした!!
私ってなんてお買い物上手(^^????)

出港の7時にも、まだ太陽はまぶしく、プールデッキでの
フェアウェルパーティーも、日陰を探しながら楽しみました。。

~さぁ、私の船の旅も残り一週間になりました。
6日間の航海の後寄港するバミューダ島が下船地です。
残りの日々を船上で過ごす事になりますが、2回の源氏語りやお客様と
の交流など心残りが無いように、しっかり満喫したいと思います!!
[PR]
by shoko2kotonoha | 2010-05-27 12:57

飛鳥Ⅱだより=終日航海日=(5月23日)


世界一周クルーズのお客様は、今日が横浜を出港して
丁度50日目なんだそうです。
約半分の航程が終了したことになりますが、
こうして世界中の文化に触れられるなんて、
本当にうらやましい限りです。
もちろん私自身その一端に触れさせていただけていることは、
この上ない幸せだと思います^^

さて、幸せと言えば‥。
前々からお伝えしていますように、今日ドナルド・キーン先生の、
3回あるうちの1回目の講演日。
源氏物語のお話をしてくださるので、最後のほうに私も登場させて
いただいて、御一緒にお話をさせていただく事になりました。

午後の講演ですので午前中に軽く打ち合わせをさせていただきました。
軽い歓談の中で秘書の方が、「渡辺さんは、源氏物語の54帖の54の数が、
煩悩の数の108に何か関係があるのではという見方をどう思いますか?」と
おっしゃいました。。

きゃぁ~。。考えた事もありませんでした(><)
キーン先生は、意味がある数ではないかと密かに思っているそうです。。
確かに‥。。。
そうやって読み込んでいくと更に面白くなりそうです。。
研究者の視点を見せていただいて、ただただ感心するしかない凡人な私でした(^^;)

先生は、10代後半、世界中が戦争の空気に覆われ非常に鬱々とした日々
を送っていたそうです。
そんな時、偶然街の本屋さんでアーサーウェリー訳の源氏物語を手にし、
その美の世界、もののあわれを感じさせる精神の世界などに魅了されたそうです。
そうした偶然の出会いが、キーン先生のその後の運命を
決める事になるのですから、偶然は必然という言葉が
リアリティを持ってきますよね^^

心を捉えた数々の要素の中からひとつ具体的なものをあげますと‥。
例えば、文(ふみ)を送る時です。
内容はもちろんですが、紙を選び墨の色合いを選び、たたみ方も工夫し、
それにそえる季節の草花、そしての文を誰に持っていかせるかまで心を配る‥。。
大学でフランス文学や他の国の文学も研究なさっていた時代だったそう
ですが、源氏物語に描かれているような細やかな美の表現には出会って
いなかったそうです。

‘なにげない日常の中に美しい世界を作ることが出来る’
このような世界がある事を知ったことは、当時のキーン先生にとっても、
暗く沈みこんで希望が持てなかった現状に、光を見せてくれるものだったそうです。。

~すごいですよね=。。
改めて、私達はそうした素晴らしい宝を手にしていることに感動してしまいます。。

キーン先生は、文化勲章をはじめ多くの受賞歴がありですが、日本文学
の素晴らしさを世界の人々に伝えてくださった功績以上に、もしかしたら、
私達日本人に、自国が持つ宝の存在を伝えてくださり、改めて目を
開かせてくださる大きな功績もおありだとつくづく思いました。

次回は近代までの文学作品についてお話してくださるそうです。
またまたしっかり聞かせていただかねば!!
キーン先生をはじめ、今日の一日を下さった皆さんに心から感謝して
一日を締めくくります。

~明日は、カナリア諸島の一つの島・テネリフェに寄港します。
私の年代ですと、私の年代は大滝詠一さんの♪カナリア諸島にて♪で、
なんとなく憧れのイメージを持っていますが(^^;)
どんな島なんでしょう。。楽しみです^^
[PR]
by shoko2kotonoha | 2010-05-27 12:48

飛鳥Ⅱだより=マデイラ=(5月22日)


今回の寄港地は、リスボンから南西に98キロに浮かぶ島。
ポルトガル領マデイラ諸島マデイラフンシャル港に着岸しました。
なんとこのフンシャルの町で、コロンブスは航海論を学んだそうです!!
遠い昔の大航海時代がなにやら身近な感覚になってきます^^

朝6時‥まだ暗い中デッキに出ると、
灯りに浮かび上がる島が見えてきました!!
前回のリスボンよりさらに美しい!!!

フンシャルの町は、港に面した山の斜面に段々畑のように家々が並んで
いるので、そのの灯りが島全体を浮かび上がらせるように見える、
実に美しい景色でした。。

~島の中心部は、端から端まで30分で歩けてしまう
コンパクトな町ということで、今日はぶらぶらコースに決めました^^

まず訪ねたのは、ラヴラドーレス市場
ここは、町の人たちの生活に密着した場所であると同時に
観光名所でもあるユニークな場。

一階は魚市場。一般の私達にとっては、マグロの解体ショー!!
のような場面も目の前で淡々と行われていて(^^;)、ぬる~っと
並べられた黒タチウオや溢れるほどのカサガイなどなど楽しい鑑賞!?でした。。

二階に上がりますと‥、くだもの・野菜・花・ハーブ類・
マデイラ刺繍などの土産屋さんがひしめき合っています。
花売りの女性は民族衣装を身に着けていて
市場の雰囲気作りにも一役買っているようです^^

ここでは、ポートワインと同じような甘みのあるマデイラワインを買いました!!
もちろん!荷物になるので持ち帰れませんから、部屋で飲みます!!(^^;)
1本ですよ!1本!!。残り9日ですから可愛いもんでしょっっ^^

さて、続いてはロープウエイ乗り場へ移動です。。
山がちな地形のこの島のかな~り上のまで登ります。。
残念ながら今日は曇り。晴れていれば、見下ろす景色の先にブルーの海
が広がるのでしょうが、霧に煙って見えないのです(><)
それでも、すぐ眼の下の景色は綺麗に見えますし、
家並みや通過する先々の自然の風景もこれまた美しいです。。

この島は、年間を通じて平均気温が20度なんですって!
ですから、まわりの植物は、春・夏・秋のものが全て揃っている感じで面白かったです!!
温暖な地で暮らしやすいでしょうね。。
北ヨーロッパからの避寒客が多いと言うのも頷けます。。

さて、ランチタイムです。ローカルフードを食べよう!と、
スタッフに勧めてもらったお店へ!!
メインは、朝に市場で見た、黒タチウオのフライ
バナナのフランベがそえられたもの!かなり美味でした^^
市場で御対面した時は、そのグロテスクなスタイルにうわぁぁぁ~って
感じでしたが(><)、調理されるとあっさりしていてとても美味しかったです!!

大西洋の真珠とも洋上の楽園ともいわれるマデイラ。。
かわいらしく美しい町で、ゆったりとくつろいで過ごしました。。

夜7時‥。。港を出た飛鳥ですが、美しい島の光景をもう一度!
ということで、何度かゆっくり旋回する大サービスをして出港しました!!
船は次の寄港地、カナリア諸島テネリフェへと向います。

~明日は終日航海日。
ドナルド・キーン先生の講演に少しだけお邪魔することになっています。
貴重なお話を伺えるのが本当に楽しみです!!
[PR]
by shoko2kotonoha | 2010-05-27 12:39

飛鳥Ⅱだより=終日航海日=(5月21日)


船はマデイラに向っています。
マデイラはポルトガル領のマデイラ諸島のひとつの島。

飛鳥のワールドクルーズは、これまでユーラシア大陸最後のヨーロッパ
の寄港地を過ぎると、10日間かけてニューヨークまで航海するパターン
が多かったそうですが、今回はその間に、明日のマディラ・明々後日の
テネリフェ・そして、私が下船するバミューダと3つの島に立ち寄るスケ
ジュールになっています。

とは言え、ここまで毎日のように観光で大忙しだったお客様も、
少々ゆったりモードに入ってきたようです。。

~ということで、今日10時からの「源氏語り第5回・朧月夜」には、
お疲れも見せずに皆様お越しくださいました。心から感謝です。。

会場には、バルセロナから乗船なさったドナルド・キーン先生も聴きに
来てくださっています。
緊張するやら嬉しいやら恐縮やら…(^^;)の中で無事に終える事が出来ました。

キーン先生といえば、源氏物語はもちろん近松門左衛門の研究でも知
られますし、明治天皇に関する著書、さらには三島由紀夫をはじめとす
る文豪達との交流など、日本文学の魅力を世界に発信してくださるだけ
ではなく、我々日本人に、日本の素晴らしい文化の存在を認識させてく
ださっている方です。

今回同じ航程で乗船なさることは伺っていましたが、ちらっとお近くを
横切らせていただくだけでも感激~と思っていましたら、先生の3回ある
講演の中の1回を源氏関係のお話にしてくださり、私もご一緒させていた
だける事になりました!

天にも昇るような気持ちですが、うかれてはいけません!!
キーン先生の講演が楽しみで船にお乗りのお客様もおいでなのですから、
気を引き締めてご一緒させていただきます!!

~さてさて、今夜はセミフォーマルディナー。。
打ち合わせもかねて、キーン先生マネージャーの平井さん。そして、
2回の講演を終え明日下船なさる、エッセイストでワイナリーオーナーの
玉村豊男さん
とご一緒させていただきました。

洞爺湖G8サミット会場ホテルの総料理長もつとめた
中村勝宏シェフ監修のディナーです!!

食のスペシャリストの玉村さんが御一緒でしたので、食材の話、そして
もちろん文学の話と、美味しいディナーと楽しい会話で贅沢な夜を過ごしました!!

玉村さんには「ぜひ長野のワイナリーをお尋ねします!」とお約束し、
キーン先生には「明後日の講演宜しくお願いします!!」と御挨拶して‥。。
うれしくも緊張する一大イベントが終わりました~^^

それにしても、つくづく感謝の一日でした!!!!
ではまた次回^^
[PR]
by shoko2kotonoha | 2010-05-23 17:15

飛鳥Ⅱだより=リスボン=(5月20日)


船は地中海から大西洋へ~
ユーラシア大陸最西端の街、ポルトガルの首都リスボンへ到着です。。

朝6時に起きて窓から外を見ますと…
灯りに照らされた美しい街並がもう見えています。

急いで顔を洗ってデッキへ!!
一昨年飛鳥でサンフランシスコに入港した朝もこんな美しい風景だった
事を思い出しながら、朝日の昇る入港風景をカメラにおさめました。

船上からの、明け方の街の風景も沢山撮りましたが、もうひとつ!
ご満悦の自慢のショットが撮れました!!^^
船頭が街に向いて、お客様が大勢集まっていらっしゃったので、
船尾に廻ってみると…。。
なんと!入港の時に船に掲げる国旗を、ちょうど日の出のまぶしい
太陽が照らしているではありませんか!!
朝日と、太陽の象徴の日の丸との共演なんて~!!と、パチリ!パチリ!
デッキにカメラを持って出ていらした方の中で、
こんな構図に興奮なのは私ぐらいだったでしょうね(><)

さて、朝食を済ませて街へと繰り出した私…。。
いつもご一緒してくださるコントラクトブリッジ講師の沖谷夫妻ポル
トガル
が3度目との事で、今回は郊外まで足を伸ばすと仰られたので、
初心者の私は、ひとりで市街地の観光をすることにしました!!

まずは短~い(^^;)ロープウェイに乗って展望台に行きましたら、
源氏語りを聴きにきてくださっている竹田様ご夫妻が…。。
お二人は、毎回寄港地に着くと、高台から街を一望して、
土地勘をつけてから観光をスタートなさっているのだそうです!!
(さすが旅慣れていますよね^^)

ご一緒しましょう!と言って頂き、そこから観光を始める事にしました^^

まず、正面に見えるサン・ジョルジュ城…。
どうも自分達のいる展望台よりも高台で見晴らしが良さそうだ!!
ということで、街場に降りて、バスでそちらまで上りました。。
~やはり思ったとおり!!素晴らしい眺望です。。
サン・ジョルジュ城から見下ろす街並は旧市街地が中心。
ここは、リスボン大震災の被災を免れたエリアだそうで、
かつての面影が残っている街です。
哀愁漂うファドの響きからイメージするポルトガルはまさにこんな感じ!
と言う、オレンジがかった茶色の屋根に白い壁の建物が並びます。

素敵な場所なのでずっとここでゆっくりしていても…とも思いました
が、竹田さんご夫妻も私も、ポルトガルははじめてでしたので、
はずせない場所に行っておきましょう!と、ベレン地区に移動しました!!

ここは、ポルトガルのパンフレットには必ず載っている、世界遺産の
ジェロニモス修道院ベレンの塔発見のモニュメントなどがあるエリアです。。

ジェロニモス修道院は、エンリケ航海王子の業績とバスコダガマ
インド航路開拓を記念して建造された修道院で、
中にはバスコダガマが眠る石棺も…。。
細かな彫刻、美しいステンドグラスなど、ここでもまたため息しか出てきません。
(世界史があまり好きではなかった私でも、ここまでヨーロッパ各地の
気の遠くなるような歴史を目の当たりにすると、改めて学び直したくなります~><)

発見のモニュメントは、エンリケ航海王子の記念碑。
王子を先頭に、バスコダガマなど、大航海時代に第一線で活躍した27人
の偉人が並ぶモニュメントです!!

そこからベレンの塔に行く途中には、水上飛行機のモニュメントがありました。
ガイドブックには載っていませんが、なにやらいわれがありそう…と
近くに寄ってみたら~、はじめてポルトガルからリスボンまで渡った
水上飛行機のようでした。

やはり、ヨーロッパの西の端から大西洋を望むと、
冒険心が掻き立てられるのでしょうか…。。

~午後2時半。ポルトガルらしさを充分に味わったので…、そろそろ観光
モードからお買い物モードに切り替えてもう一度市街地に戻るに…。。
これまではお土産を買うばかりでしたが、はじめて自分用に、
めずらしいコルクで出来たバックを買いました^^満足満足^^

強い日差しの中一日歩き回ってかなり体力を消耗しましたので、
5時には部屋に戻ってディナーの時間までゆっくり休みました。。

夜9時…。船は、美しい夜景のリスボンを後に…。
是非また訪ねたい街です!!
[PR]
by shoko2kotonoha | 2010-05-23 17:10

飛鳥IIだより=終日航海二日間[ジブラルタル海峡通峡]=(5月18~


18日~
今日までの3日間(マルセイユ&バルセロナは)、風が強かったり冷たか
ったりしていたのですが、スペインを離れての一日目の航海では、
気持ちの良い太陽がさんさんと降り注ぐ陽気になりました^^

すかさずデッキに出て食事です^^

午前中に第4回の源氏語りを無事終了。
全7回の折り返しとなった事と、明日一日はじめての航海日のお休みと
言うこともあって、ようやくホッ!!^^
午後はゆっくり過ごす事にして、一番上の階・11デッキにある展望風呂
に行ってきました!!!

キラキラの日差しを受けて輝く海を眺めながらの
バスタイムはなんて贅沢なのでしょう。
ミストサウナやジャグジーも満喫して、
肩に入ってきた力が抜けてくれたようです^^

さて、リスボンに向けての航海二日目にあたる明日の朝、
船はジブラルタル海峡を通峡します。。
せっかくのお休みなのでゆっくり寝ていたい気もしますが‥
ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸を両側に見ての航海中にベットの中にい
たのでは、それこそ後悔しちゃいますよね(^^;)

6時にモーニングコールの設定をして‥。おやすみなさい~zzzzz


19日~
朝7時半。朝食をいただいていましたら、ジブラルタル海峡にさしかかっ
たというキャプテンからの船内放送が‥。
右手に見えるのがスペインの中にあるイギリス領ジブラルタルで、
左に見えるのがアフリカ大陸モロッコの中にあるスペイン領との説明が‥。

地中海から大西洋に抜ける唯一の海峡をめぐっては、戦いの歴史が繰り
返されたのでしょうね。
この海域はくじらが沢山いることから船の速度制限もされているのですって!^^
前回は、ハワイを出て日本に向うところで船の真横をゆうゆうと泳ぐ
くじらを見ることが出来ましたが、今回はどうかなぁ~。。
今日は一日どんな状況でも、カメラを持って直ぐデッキに出られる
準備をしておきましたが、う~ん残念(><)

それでも、テラスや部屋で一日ゆっくり海を眺めながら過ごせたのは
幸せでした^^

明日は、ポルトガルです。。
ヨーロッパの最西端。哀愁漂う街のイメージがありますがどんなところ
なのでしょう‥
明日のレポートもどうぞお楽しみに!!!
[PR]
by shoko2kotonoha | 2010-05-20 15:14

飛鳥IIだより=バルセロナ=(5月17日)


やってきました!!
カタルーニャ地方の大都市バルセロナ!!
はじめて降り立つ街です。。

以前、バルセロナ出身の友人が、自分はスペインではなくカタルーニャの
出身だ!と言い張っていましたが(^^;)、彼のプライドがわかるような気がする、
威厳のある街という第一印象を持ちました。

船から降りて、港から街に向う直ぐのところにあるコロンブスの像は
1888年のバルセロナ万博の時に建てられたそう。
少し郊外のモンジュイックの丘には、92年のバルセロナオリンピックの
オリンピックスタジアムもあったりして、記憶をさかのぼって当時を思
い出しながら観光をしていました。。

月曜日と言う事で、美術館が閉まっているところが多かったのは残念で
したが、見所満載のこの都市は、改めてたずねて何日間か費しても見き
れないような凄い都市です。。

今回たずねたのは、ガウディの円熟期の作品とされる、カサ・ミラ
もちろん世界遺産ですが、石を積み上げたような独特のデザインで、
屋上には沢山のユニークなかたちの煙突が立ち並んでいます。
それはまるで、トルコのカッパドキアの奇岩群のよう‥。

徹底的に直線を排除したと言う説明文があったのですが、階段の手すり
やベランダの張り出したところのデザインも全てくにゅくにゅひねって
あったり、傘たてや電話機にいたるまで、細かいデザインがなされています。

一般のアパートメントになぜこのようなものが??
とは思いますが、注文をした粋なお金持ちがいるのですよねー。。

一つ一つの部屋が独立していて、子供が一人増えちゃったらどうするん
だろ、リフォームは無理よね、なんてどうしても考えが庶民的になっち
ゃうのですが(^^;)、注文するほうもするほうですが、造るほうも
造るほう‥世の中には凄い人がいるものです!

巨匠と呼ばれるに値する方や、それを支えるパトロンの感覚は、
私のような凡人にはとても理解できませんが、ものすご~く贅沢で楽しくって
圧倒させられるデザインや間取りの数々に、天才だぁ~天才だ~。。。
と、ただただため息をつくばかりでした。

このカサ・ミラの中を見学できたのは、感激でしたし、収穫でした!!

このような世界遺産があちらこちらにあるのですから、
なんと言っていいのやら‥。。

この近辺で軽いランチを取り、バルセロナのシンボルの
サグラダ・ファミリア聖堂へ。。
最終的にいつ完成するのか~という作業中のこの建物ですが、
関わっている人たちは、本当に誇りなのでしょうね。

柱ひとつ、窓枠一つとってもただただ圧倒させられて‥あんぐり口を
あけながらカメラのシャッターをきっていました(^^;)

だいたいこの2つのガウディ作品をたずねて、市内を観光バスで周遊す
ると、もう5時位になったのですから、殆どをたずねたい!と思ったら、
数日では無理でしょうね。。
それでもこの街の雰囲気に触れられたのはとても幸せでした!!

昨日・一昨日のマルセイユの強風でのどの調子が怪しいので、
明日の源氏語りのために、夕方からは船で静かに準備をしました。。

夜9時‥
船は港を出ます。。
あっという間のバルセロナでしたが、また必ず来る事を誓って、
街を後にしたのでした!!

この後船は、ポルトガルの首都リスボンに向かい、
地中海をも後にすることになります。
二日間はゆったりと船の旅を楽しみます!!
[PR]
by shoko2kotonoha | 2010-05-20 15:09

飛鳥Ⅱだより=マルセイユ=(5月15日16日)

15日~朝7時前に飛鳥IIはマルセイユの新港に着岸しました。

アナウンスでは、ものすごく風が強くて肌寒いので、
暖かくして出かけるようにとの注意が。。
この強い風はミストラルと呼ばれていて、
夏が来る前兆で、地元の方には歓迎されているとか…。
日本で言えば、春の訪れを告げる春一番のようなものなのでしょうが、
観光客にとってはなかなかやっかいなもの(><)
だって、船の着岸附近は特に風が強くて、
小柄なお客様が本当に飛ばされちゃいそうになったのですよ!
まぁ私は、何とか仁王立ちで頑張れましたが…(^^;)

もうひとつ注意事項のアナウンスは~
停泊二日目にあたる16日は、地元のサッカーチームの
仏リーグ優勝を祝うパレードがある為、午後はなるべく早く船に戻るようにとの事。。
何と、地元のサッカーチーム、オリンピックドゥマルセイユ
88年ぶり!!に優勝したそうで、優勝が決まった時には
マルセイユの旧港にサポーターが飛び込んだとか!!
(阪神優勝時の道頓堀のよう^^??)
そんな熱狂振りなので、交通規制や警備も物凄く、観光客がウロウ
ロできる状態じゃぁ無いらしいのです。。

~等のアナウンスを聞きながら、一日目の観光をスタート!!

まずは予定通り、セザンヌの愛したプロヴァンスの風景が広がる
エクス・アン・プロヴァンスまで行ってみることに!
直通の高速バスに乗って約40分。。マルセイユの港の光景とは全く違う、
緑溢れる美しい風景が待ってくれていました。

目的のセザンヌのアトリエへ直行!!
遠くに、セザンヌが80点以上も描いたというサント・ヴィクトワール山
見える小高い丘の上のアトリエは、素朴ながらとても美しいたたずまいでした。。
ここは、1901年からセザンヌが亡くなる1906年までつかわれ、
自ら設計図を書いて建てられたものだそうです。

作品は一つも無いのですが、静物画のモチーフになった青い水差し・
ラム酒の瓶・緑色の壺・テーブル・パイプ・石膏像などなど、
当時のままに残っているのです。
また、野外制作の時に使ったという画材カバンや外套もあって、
もうドキドキしてしまいました。

また、制作の合間に出て憩いの時間を持ったという庭も散策し、大感激!!
来てよかった~!!嬉しい~!!と言いながら(変な観光客^^;)、
丘を下って街へと戻りました。。

さて、次に訪ねたのは、セザンヌが洗礼を受け、葬儀も行われたという
サン・ゾヴール大聖堂
美しい内装の中にりっぱなパイプオルガンがあったのですが、
その前に人が座っています!!
わぁ!!弾いてくださるとしたらなんてラッキーなの!!と待ってみましたが、
なかなか弾く気配がありません。
暫くして、先生らしき年配の方が出てきて隣に座り、
弾き出したは良いのですが、なにやら練習中のようで…(^^;)
申し訳ないのですが(><)、せっかくの高揚した気持ちが萎えそうで…
そそくさと出てきてしまいました(^^;)

美しい町並みを歩いて、続いて訪ねたのはグラネ美術館
エクスアンプロヴァンスの街にはセザンヌの作品は殆んど無く、
この美術館にかろうじてある9点が観賞出来ます。
でも感激なのは、セザンヌから強い影響を受けたというピカソの作品1点
も含めて、額にガラスがはめ込まれていないので、鼻がくっついてしま
うんじゃないかしらという所まで顔を近づけて見ると~、
筆のタッチや絵の具の重なり具合など、まるでそこに時間が流れている
ような感覚になり、ただただ感激の私でした。

さらにセザンヌづくしで、大通りにあるクラシックな内装のレストラン、
カフェ・ドゥ・ギャルソンへ!!
セザンヌも食事をしたレストランのテラス席で、
サーモンクリームチーズパンのランチを頂きました^^

最後はセザンヌの生家を訪ねて締めくくり!!
大感激の一日目が終わりました!!!

16日は、はじめに案内があった通りの自粛DAY(^^;)
午前中のみマルセイユの旧港附近をぶらつきましたが、
すでに警官が大勢出ていて、鉄の柵がいたるところに立てられていました。
10時前だと言うのに、優勝チームのオリンピックドゥマルセイユのサポーターが
ユニホームやグッズを身に付け繰り出していましたし、
ライセンス商品を扱うお店の前には列も出来ていました。
(せっかくなので、私も甥っこのお土産にTシャツを買いました^^)

いつもは開いているはずのお店やカフェも、優勝パレードの熱狂振りから
身を守るためか(^^??)、デパートまでシャツターを閉めていたんですよー。。
どれだけの熱狂振りか見てみたい気もしましたが、
お昼近くには奇声も聞こえてきたので、おとなしく帰ってきました。。

~さて、明日はバルセロナ
一晩寝て目覚めたら次の国で、また違った風景目の前に広がる~!
なんて不思議ですが…、
そんな船の旅の醍醐味を味わいながら、今日はゆっくりと過ごすことにします^^

では、バルセロナレポートもお楽しみに!!
[PR]
by shoko2kotonoha | 2010-05-17 19:26

飛鳥Ⅱだより=マルセイユに向け航海中=(5月14日)


ナポリ港を離れた昨夜、この後マルセイユで下船するペーター・ヴェヒターさんと
高橋泉さんの2回目のコンサートがありました。
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの中継で、一番前に座って
演奏していらっしゃるのでお顔は何となく知っていたペーターさんでしたが、
お食事なども御一緒させていただき、その温かいお人柄にも惹かれました。

ペーターさんのダイナミックで全てを包み込むようなヴァイオリンと、
泉さんの力強くて柔らかなピアノが絶妙なバランスで語り合った、
素晴らしい演奏に、すっかりファンになってしまいました。。

明日のマルセイユで下船なさるお二人ですが、
泉さんとは陸でも会いましょう!!と約束をして~^^
こうした素晴らしい出会いもさせていただける飛鳥には本当に感謝です。。

さて、明けて14日~。
船は朝9時頃、コルシカ島(仏)とサルディーニャ島(伊)に挟まれた海峡を通峡。。
一番狭いところは約6キロくらいなんですって!!
私は丁度源氏語りの準備中で見られませんでしたが、お客様は両脇の島
の風景も堪能なさったようです^^

キャプテンが船内放送で丁寧にご案内くださいますので、風景は見られ
ませんが、うんうん!!と頷きながらステージ準備をしていた私‥。
それによりますと~コルシカ島は、ナポレオンのうまれた島としても有名。
そしてサルディーニャ島にはこんな伝説があるそうです。
まだこの世が出来る前、神様がどろどろの中に足を踏み入れたその足跡
が残ったとされ、古代の人々は、サンダルとも呼んでいたそうです。

古事記の創世の神話もそうですし、ギリシャ神話も最初は混沌として~
ドロドロだった感じはどこも一緒なのでしょうね。。。

さて、無事に第三回の源氏語り~夕顔~も終了。
夜は、フォーマルディナーでドレスアップ^^
美味しいお食事と、佐々木秀実さんのシャンソンコンサートを楽しみました。
フジテレビのとくダネ!のコメンテーターでご存知の方もいらっしゃる
かもしれませんが、マルセイユ寄港前夜。
フランスの香り漂うシャンソンを満喫しました。

いよいよ明日は、プロヴァンスの港町・マルセイユです。

二日間ありますので、一日目は、セザンヌゆかりのエクスアンプロバンスを訪ねようと思っています。
(後藤泉さんが以前行って素晴らしかった!!と薦めてくださったので^^)

~ということで、どんな二日間になるか‥。またまたレポートをお楽しみに!!
[PR]
by shoko2kotonoha | 2010-05-17 10:27