28日(金)
日中は、
ドナルド・キーン先生の講演が、
「近代日本文学の誕生」と題して行われました。
先生のお話は、深い研究に裏打ちされたものにプラスして、
実際に文豪達との交流があったことで(谷崎潤一郎さんの
お宅に行ったら、お客様で志賀直哉さんがいらしたとか、
三島由紀夫さんとは17年間大変親しくさせていただいたとか‥^^;)
とてもリアルに心に届きます。
それぞれの作品に改めて触れたくなりました!!
夜は、
三遊亭金時(きんとき)師匠(金馬師匠の息子さんなのだ
そうです)の落語と
鏡味仙三(せんざ)さんの太神楽。
う~んと唸るところがいくつもあり、楽しみながらも勉強勉強!!って
感じの時間でした^^
テネリフェから
ニューヨークまでの大西洋横断は、航海日が10日もある
ので、船内でのエンターテイメント充実のためにアーティストの方々も
続々乗り込みました。
パラグアイ出身のハープ奏者、
フランシスコ・イグレシアさん、
ブルースハープの
松田幸一さん。
大統領就任レセプションで歌ったソプラノ歌手、
クリスティーナ・
フォンタネッリさんなど、素晴らしいパフォーマンスを楽しませていただいています!!
29日(土)
源氏語りの最終回~紫の上~が無事終了しました。
前回このワールドクルーズに乗船させていただいた時もそうでしたが、
ある一定期間にひとつの物語だけを集中して連続公演させていただけるのは、
本当に貴重な事です。
全国ツアーのアーティストさんや、劇団の方などは別でしょうが、
私は毎日、いや時間単位で違う仕事をする機会が多いので(そういう
スタイルが好きではあるのですが^^;)、とても実り多い期間でした。。
全ての事に対して、改めてじっくり取り組んでいこう!!
という決意がまたまた芽生えました!!
この日の夜はフォーマルディナー。。
先日お伝えした、中村シェフ監修のフレンチです^^
「シェフ力が入っているね~」と感激しながらの美味しく楽しいディナーでした!!
中村シェフはニューヨークで下船なさるそうで‥、
私はラッキーな区間に乗船しました!感謝^^
30日(日)
いよいよ最終日です。。
船内を歩いていますと、源氏語りを聴きに来てくださっていたお客様が、
「最後ですね~」と声をかけてくださり、写真を撮ったりお話をしたり‥。
名残惜しいです~(><)
夜は、
ニューヨークで下船なさる、囲碁の
小長井先生や
金時師匠、
仙三さんなどもご一緒にわいわいとお別れディナーです!!
皆さんより3日早く帰国する私(10日早く乗船していますが^^;)は、
「このまま乗っていたい~!!」を連発^^
こんな思いにしてくださった皆さんに感謝ですね。。
さて、明日上陸する
バミューダは、アメリカ東海岸の人たちにとっての
高級リゾート地。
透明度の高い海が広がり、中にはピンクサンドビーチなどもあるんですって!!
私はこの島に一泊して、翌朝早く飛行機で、NY経由で帰ります。。
6月2日の午後には帰国予定です^^
バミューダのリポートは帰国後に^^
それでは再会を楽しみにしています!!
旅の通信をお読みくださってありがとううございました!!!