大震災から1ケ月‥。
あの一瞬がなかったら‥
と、何度繰り返した事でしょう。
それでも気力を振り絞って立っていたところへの
追い討ちをかけるような余震。。。
誰がこんなシナリオを書いているのでしょう。
憤りの渦に巻き込まれながらも、
それでも‘善きこと’の為に私たちは生まれ、生かされているのだと信じて
また歩き出すしかありません。
そんな今日、朝に配信した言の葉だよりは、
作家・内館牧子さんのメッセージを元に構成しました。
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=「神の地」東北
復興へ=
作家・内館牧子さんのメッセージより~
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先週の日曜日、東北ゆかりの作家・内館牧子さんからのメッセージが新聞に掲載されました。
東北大学大学院で学んだ3年間、東北中を歩き回ったという内館さん。
その時、意識の中に強烈に蘇ったのが、かつて読んだ、
立原正秋の「風景と慰藉(いしゃ)」の一節だったそうです。
「
日本は神なき社会といわれているが、
考えてみると、この水と緑の豊かな風土でどんな神が必要なのだろうか」
若い頃には読み流していた一節が、実感として理解できたそうです。
銀鱗が飛び跳ねる三陸、市の中心部までが杜の仙台、桃やリンゴがたわわに実る福島、
などと、東北各地を表現し、「東北の地は、そのものが神」であると言い切る内館さん。
そして、「その‘神の地’の人たちの頑張りはもう十二分である」として、
全国の人々に支援を呼びかけていました。
~このメッセージを読みながら、東北の地にいる私は強く思いました。
「
東北はもちろん、実は、この日本そのものが神の地なのだ!!」と。
水と緑の豊かな風土で育まれてきた精神性は、自然を畏れ敬い感謝をし、
共に生きてきた、我々の先祖から脈々と受け継がれてきました。
そして今、被災地となった東北の地で、改めてその精神性に光があたっています。
物質文明の中で、消し去られたかのように思われていたその精神性は、
確実に我々の中に息づいていたのです。
「神の地」東北の復興が、「神の地」日本の再生につながる!!
内館さんのメッセージを読みながら、確信にも似た強い思いが、胸に湧き起こってきました。
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踏ん張っていた心が、先日の巨大余震で折れそうになり‥
でもこうした言葉から力を貰い、また立ち上がる‥
少しずつ少しずつ
ひとりひとりの内側にある力を信じて‥
今週もしっかり生きていきましょう^^
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