被災の地で受け取った、心をゆさぶる言葉の数々…
渡辺 祥子
「3.11からのことづて」展
「忘れないでください。
あの日、名前も顔もわからない誰かの無事を、心から祈ったことを…」
あの日から4年。
困難な状況の中で繰り広げられた、人と人との善意の交流…
先の見えない毎日の中で、未来に目を向け道を切りひらいた人たち…
一人一人の存在が、誰かの生きる力になりました。
沢山の忘れたいことがある中の、決して忘れてはいけないもの、忘れたくないもの(未来へ引き継いで行きたいもの)、被災の地で受け取った魂の言葉を、今を生きる人々からの、未来へのメッセージとして展示します。
2015年3月7日(土)~10日(火)
午前10時~午後7時(最終日のみ午後4時まで)
藤崎本館8階グリーンルーム
=展示期間関連企画=
「3.11からのことづて」メッセージコンサート
3月7日(土)午前11時半~
午後1時半~
3月8日(日)午前11時半~
朗読:渡辺祥子
共演(ギター):佐藤正隆
(※8日と10日の午後以外は、会場に著者がおります。
希望の方には随時展示の案内をさせて戴きます)
主催:渡辺祥子3・11を語りつぐ会 協力:一般財団法人アート・インクルージョン
<展示内容>
・渡辺祥子エッセイ集
「3.11からのことづて~災後を生きる人たちの言葉~」からの言葉の抜粋
・工藤真弓「つなみの絵本」より、紙芝居の展示
・閖上小小学校の子どもたちによる、「世界一大きな絵」(学校のシンボルだった、ちびっこ丸をデザイン)
他、渡辺祥子が震災以降携わってきたプロジェクト関連の展示など
※同期間、藤崎本館7階催事場では、岩手・宮城・福島の物産展も開催されます※
東日本大震災からまる4年を迎える時期。
今だからこそ、もう一度向き合ってほしい、自分自身の心や、自分の住む故郷の存在など、
震災後に体験した自身のエピソードや、被災の体験を受けとめ前を向く人々のインタビューなどをまとめて拙著(エッセイ集)「3.11からのことづて~災後を生きる人々の言葉~」の中から、心に響く言葉の数々を展示します。
是非、御来場下さい。。